先月行った車検の後あたりから、アイストキャンセラーが壊れ始めたようで、機能したりしなかったりするようになりました。
ここ最近は完全に壊れたようで、エンジンをかけ走り出すとアイストON時に表示されるAマークが点き、一旦停止時にエンジンストップするようになりました。
右がアイストON時に点灯するマーク(以下Aマーク)
左はアイストOFFへ切り替えた際に点灯するマーク(以下A-OFFマーク)
車に乗り込んでエンジンをかけ、暖気している間はマークなどは点灯しません。
Aマークは少し走ったところで点灯するんですよね。
何も考えず走り出して、信号とかで停止した際にエンジンが止まり、そこでアイストが作動していることに気づくため、OFFへ切り替えることに。
イラっときます(;´Д`)
エンジンかけた時に、最初から切り替えボタンを押してOFFにしておけばいいだけのことなんですが、忘れちゃうんですよね~。
アイストキャンセラーの中身はクラッチスタートシステムキャンセル時に使用した5極リレーと同じようなので、自作している先人をWEBで探してみることにしました。
すると、リレーなんて使わず簡単にアイストをキャンセルしている人がたくさん出てきました。
どうやらアイストはボンネットを開けていると作動しなくなるそうです。
ロック部にセンサーがあって、開いてる時はアイストが作動しない信号に切り替わる模様。
そこで、ボンネットが開いてない状態でも疑似的に開いてると判断させ、アイストをキャンセルする方法のようです。
MH34Sでやってる人の説明を参考にさせてもらい、自分もやってみることにしました。
ってことで、センサーから伸びている配線を引き出すため、カプラーの爪を押し込みます。
カプラーを引っ張り出せました。
カプラーを外すと3極になっているので、
ホチキスの爪をちょっとだけ加工して幅を狭めて
挿し込み短絡。
ブチルテープで防水処理し、元に戻して終了。
これだけ・・
金も掛からず、作業時間も一度家の中に戻ってホチキスの針曲げたの含めて15分でした。
エンジンをかけ、早速走ってみると。。
おぉ~! アイストONを表すAマークが点きません。
一旦停止しても当然エンジンは切れず。
あぁ~、アイストキャンセラー買う前にこの方法を見つけられてればなぁ~(;´Д`)
ちなみに壊れたアイストキャンセラーが正常に作動している時は、走っている最中ずっとA-OFFマークが点灯していました。
今回やった方法だとA-OFFマークが点きません。
市販されているアイストキャンセラーはキャンセラーというより、最初からOFF状態(アイストOFFボタンを押した状態)に切り替えておくものなんですよね。
なので当然ながらA-OFFマークがずっと点灯し続けます。
これ、目障りで地味に嫌でした。
このボンネットセンサーで対処する方法はアイストON状態でキャンセルされるため、Aマークが点かないだけで、何も点灯していない状態になってくれます。
(なので、切り替えボタンを押してOFFにするとA-OFFマークが点きます)
OFFに切り替えずにアイストをキャンセルできるこの方法のほうが本当のキャンセラーって感じですね。
とにかく無事にキャンセルできるようになってよかったよかった。
最近はアイストを装備しない車が増えているそうです。
そりゃーこんなデメリットばかりの装備なんて誰も欲しがらないよなぁ・・
きっと企業の政治的な絡みと日本らしい建前で搭載することになった装備なんじゃないでしょうか。
意味のない規制や無駄なことばかりやって衰退していく日本が残念でならない(;´Д`)