趣味の一つにスノボがあるんですが、ゲレンデへはいつも友人たちに連れて行ってもらっています。
が、今年は友人たちとあまり休みが被りそうにありません。
去年スタッドレスを購入し、自分の車でボッチスノボにも行けるようになったんですが、板と荷物を積んじゃうと疲れた時にマットレスを広げるスペースがありません。
かと言ってルーフキャリアを付けるほどこの車で行く気もありません(^^;
ってことで、友人Kさんがエブリイ君に施してるインナーキャリアを安い材料で真似て、スノボ&車中泊が可能な仕様を作製しようと思います。
材料はメッキパイプとアルミフレームをメインにブラケットやサドルなど。
1万円以内に抑えられればと思います。
メッキパイプは25Φの1820mmを2本。
近くのカインズで2000円弱でした。
アルミフレームはモノタロウで30mm角の1mを2本。
こちらも2000円弱。
その他ネジやらブラケットやらでもろもろ4000円ほどかかりました。
パイプはカーメイトのZSP16を使って取り付けます。
実は既にこれを使って後席だけ60cmくらいの短いパイプを通してありました。
その辺の部品が無かったら1万円を超えてたと思います(^^;
それでは作業をざっくりと説明。
まずはパイプ。
パイプカッターで必要な長さに切りだし。
ブラケットはユニディにあったものを加工。
ちなみにこのブラケットはBピラーに取り付けて、右側パイプ前部の固定に使います。
運転席にアシストグリップが無いため、いろいろ考えた上でこの形に落ち着きました。
ブラケットは片方の端を落とした上でサドルを取り付ける穴を開けました。
ちなみにサドルはパイプとの連結に使います。
モノタロウで1200円ほど。
アルミフレームにも一部穴開け。
その上にサドルを取り付け。
真ん中に穴を開けたのもワッシャーを入れてサドルを浮かせたのもパイプからアルミフレームを外せるようにしたかったからです。
ワッシャーでサドルを浮かせたので、サドルのねじを締めこんでもパイプは固定されません。
アルミフレームに開けた穴からこのノブボルトを締め付けるとアルミフレームが固定できるようになっています。
何故そんなめんどくさい仕様にしたかというと、エブリイ君と違いルーフの長さが短く高さも低いため、フレームを完全に固定しちゃうと板を載せられなかったんですよね(;´Д`)
いろいろ試行錯誤した結果となります。。
車側も少し加工。
まずはブラケットを取り付けるためBピラーのシートベルトと内装を取り外します。
運転席側Bピラーのシートベルトを外したところ。
マジックの線はブラケットの位置決めに書いたもの。
上から2つ目の穴は新規に開けたものです。
開けた穴にリベッターを使ってリベットナットを取り付け。
ブラケットを取り付け。
その上にシートベルトの台座を取り付け。
ブラケット取付の上側ネジはシートベルト台座用で兼ねてます。
なので強度はバッチリ。
内装も少し穴を開けました。
サドルを使いパイプを固定。
前側フレームを固定。
パイプと前後フレームを取り付けたところ。
アルミフレームが長すぎたので、この後左右5cmずつ詰めました。
スノボの板はまず後ろのフレームを外して前部をひっかけます。
で、板の下からフレームを持ち上げて、パイプにサドルを差し込みノブボルトで固定。
最後にカインズで購入したラチェットクランプで板を固定。
見た目よりガッチリ固定できます。
(ソールカバーを被せているとクランプが緩むので実際は裸で載せます)
屋根が長ければもっとフレーム間長がとれるので、後ろ側フレームを取り外し式になんてしなくて済むんですけどね~。
(フレームにバインが当たって載せられない)
また、ルーフの高さがあればバインを上にして載せられるので、フレーム間が狭くてもバインが当たらないため載せられるんですよね。
かと言ってバインを上に向けて載せられる位置までフレームを下げると板が頭に当たります(^^;
というかヘッドレストに当たってリクライニングできなくなるw
苦肉の策でした。。
ちなみに運転席側に載せても運転はできます。
ただ、ノーズが視界に入るので気持ち悪い(^^;
なので2人で行かない限り、助手席側だけに載せて移動します。
前乗りなどで車中泊する際は、このように板を運転席側に動かしてマットレスを敷く側(助手席側)の頭上空間を確保しようと思います。
なかなか苦労しましたが、これでスノボ+車中泊が可能になりました。
実際ボッチで行くことはほとんど無いと思いますけどね。
ってか、ニュースで今年はスーパーエルニーニョになるとか。。
最低でも年末までにはゲレンデに雪が降ってほしいなぁ~(;´Д`)