たけびんの徒然日記(^^)

トレッキングポール修理

先日の登山で下山後半に派手ゴケしました。
その時は膝の痛みと唇の出血で気にならなかったんですが、翌日の仕事中どうも胸が痛い。。

何もしなければ痛くないんですが、右手でスパナを締めるような動作で痛くなります。
こりゃアバラ逝ってるかな~と思いつつ、土曜だったため病院に行けず。
日曜も当然ですが、月曜も祝日のため病院はお休み。
で、本日火曜の仕事帰りに整形外科へ行ってみたところ、4・5・6番の肋骨にヒビが入ってるとのこと。
全治1ヶ月半と言われました。
一定の方向に力を入れたりくしゃみや咳をしなければ痛くないんですが、さすがに患部を押すと痛いのでしばらくスポーツは控えることに。
まぁ、今のところ10月に運動する予定は立ててなかったのでよかったです。

 

で、もう一つ折ったものが。
トレッキングポールです。
Pioneerという中華ブランドのなんですが、軽くて気に入ってたんですよね~。(10gのモンベル製ポイントプロテクターを付けている状態でも実測177g)
少し前に購入したモンベルのTグリップは、持ちやすかったんですが重かったので早々にオクってしまいました(^^;
試しに同じポールをAmazon楽天で探してみたんですが、Amazonでは無くなっていて、楽天にはあったものの、だいぶ高くなってました(;´Д`)
(以前の購入時は5480円 現在は6980円)
それでも170gクラスのカーボンポ-ルの中では一番安いんですよね。
で、買っちゃおうと考えていたところ、綺麗に折れたポールの断面を見て(これ直せるんじゃね?)と思いました。

 

折れた部分の長さは12cmほど。

カーボンが功を奏して綺麗に割れてます。
アルミだったらこうはいかず、ひしゃげて断面が少しでも楕円になって伸縮させるのが厳しい状態になっていたと思います。

 

幸い自分はいつも短め(105cm)で使っています。
120cmまで伸ばせるポールなので、無駄が出ないよう加工すれば105cmは確保できるんじゃないかと考えました。
もう一つ運が良かったのが折れたのが真ん中のパイプだったこと。
これがテーパーになってる先っちょ側なら、仮にショート加工できたとしても締め付けた際にガタができて、曲げ荷重が加わった時に折れやすくなったと思います。
グリップ側で折れたら樹脂の握り部(締めこむ際に持つ部分の高さが変わってしまい、見た目もおかしくなります。

ダメだったら買い替えればいいだけなので、ダメ元で楽しんでみます(*´ー`)

 

先ずはグリップ側ポールと真ん中のポールがSTOPの位置でどれくらいラップしているか確認

黄色の拡縮部を含めないとおよそ35mm。
この程度のラップで強度が出せるのって凄いなぁ。

 

ささくれちゃった部分は少し切って綺麗にしないとダメですね。

 

後はこの回す際に握る樹脂部。
これを取り外して使用する側のポールに移し替えないと見た目と強度に関わります。
ガッチリ接着剤で固着してたら諦めですね。

 

試しに万力で挟んだら

あらw

思いのほか簡単かつ綺麗に取れました。
ラッキー!

 

ささくれた部分は15mmほどカットしてからヤスリで均しました。

 

あとは何でくっつけるか。

 

シューグーを考えましたが、今回は瞬間接着剤で。

ちなみにこれは口腔用として売ってたもの。
(成分は普通の瞬間接着剤と変わらんでしょうけど)
インレーが取れた時にサクッと使ってますw

 

接着部分を軽く足付けしてから接着剤を少量塗り、差し込み!

うん、綺麗に入った(*´ー`)

 

で、固まったあとがこちら。

うん、当然ですがだいぶショートした(;´Д`)

 

直した方を限界の長さ(STOPマーク位置)まで伸ばし、正常な方をどれだけ伸ばした時と同じ長さかを確認。

よしよし!
107cmぐらいまで伸ばせました。

この状態で体重を掛けてしならせましたが、全く問題無し!
面白いほど上手くいきました。

 

105cmの所にタッチペンでラインを引きました。

 

唯一残念なのは、真ん中ポールが短くなってしまったため、先っちょのテーパーポールが奥まで収納できなくなったこと(;´Д`)

バッグのサイドポケットに刺してたら、倒木をくぐったりする時に引っ掛かりますねぇ。。
まぁ、高さで不便を感じる時は少ないし、そーゆー場所に行った際はテーパー部分だけ抜き取って3本にし、サイドポケットに刺そうと思います。

何にせよ使えるようになってよかった(*´ー`)
もうしばらく頑張ってもらおうと思います!